山荘の所有者の知人で東京在住の楠田智昭氏(雅号 柏典)により藤井与一右衛門の漢詩「鞆八景」の書が揮毫され、山荘の室内に飾られました。漢詩は「八景」「八勝」「八趣」の三部に分かれ、一点は額装、二点は軸装です。漢詩は山荘から望む瀬戸内海の景観、山荘内の庭園の木々、滝で水浴びする鳥の様子など四季折々、夜明けから日暮れまでの山荘での楽しみが見事に詠われたものです。

鞆八景